断捨離したいけど何から始めたらいいかわからない。
たくさん断捨離したのに、またすぐに服を買っちゃってリバウンドしてしまった。
断捨離したいけど断捨離の仕方がわからない、そんな人におすすめしたい、断捨離が楽しくなる本を紹介していきます。
最近は断捨離ブームで、断捨離の仕方やミニマリストの生活などがよくテレビやYoutubeでも取り上げられるようになりましたが、「何を捨てて何を残すべきか」という判断の仕方は学校で習ったりしたことはないですよね。
「捨てる」っていう行為は実は知識や経験が求められるスキル。自分にとって必要なものが何かを深く考えることが大事。
特に今まで好きなものを買うばかりで物をため込んで、「捨てる」ことをしてこなかった人がいきなり断捨離をしようとしても何から始めればいいのか考えるだけで日が暮れてしまいます。
過去の私のこと。好きなだけ買ってた洋服は300着以上あった。でもね、着たい服がなぜかなかったんだよね。
断捨離のプロたちの本を読んで自分なりの「捨てる」を育てていこう。そしたら自然と自分の必要なものが見えてくる。
本には、それぞれの作者たちの断捨離への思い、自分なりの解決法がわかりやすく論理的に解説されています。
- 断捨離をしようと思った理由や経緯
- どんな生活をしたくて断捨離するのか
- 今までの断捨離の失敗談
- 最終的にたどり着いた断捨離方法
- 必要なものだけ残して生活する方法
それぞれのストーリーや背景はもちろん三者三様。自分にとっての答えも決して同じにはならないはず。
もちろん本によって断捨離の方法も異なりますが、どの方法が正しいかという問題ではなく、本を通して自分なりの断捨離の仕方を見つけることが大事です。
断捨離のプロたちも試行錯誤を重ねて自分なりの理論にたどり着いています。
自分なりの「捨てる」基準、残す理由が見つかれば断捨離が楽しくできるはずだよ!少しくらい失敗してもOK!
断捨離したいのに捨てるべきものがわからなくて途方に暮れてしまっている人や、なぜかリバウンドしてしまう人は是非参考にしてみてくださいね♪
服の断捨離が楽しくなるおすすめの本5選
これまでたくさんの断捨離の本を読んできましたが、その中でも衝撃を与えてくれた、何度でも読みたくなるおすすめの本を5冊紹介します。
断捨離が楽しくなるし、加速する!
- 人生がときめく片付けの魔法|近藤麻理恵
- 人生がときめく片付けの魔法②|近藤麻理恵
- 1週間で8割捨てる技術|筆子
- それって、必要?|筆子
- 服を減らせば、おしゃれになる|おふみ
人生がときめく片付けの魔法|近藤麻理恵
片付けコンサルタントの近藤麻理恵さん(こんまりさん)の大人気著書「人生がときめく片づけの魔法」です。
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この本は私が初めて読んだ断捨離の本。断捨離っていう言葉に触れたのも初めてだった。
まだ断捨離って何?片付けコンサルタントって仕事なの?というくらい無知な頃に読んだ本です。
今まで買ってため込むばかりであまり「捨てる」をしてこなかった私には衝撃でした。
まずこんまりさんの幼い頃からの片づけへの真摯な思いに心打たれ、文章の節々から感じられるこんまりさんの真面目だけどおちゃめな魅力、そして断捨離を論理的にこなす力強さにも目が離せませんでした。
こんまりさんは、片づけは一気に、短期に、完璧に終わらせるべきもの(片づけはお祭りと同じ)。
正しいやり方で一度片づけたら、絶対に元に戻ることはない。と断言しています。
それはこんまりさんが15歳から本格的に片付けの研究を始めてたどり着いた答えだよ。
ちなみにこんまりさんが断捨離に目覚めたきっかけは5歳…19歳でコンサルティング業務を始めてるよ。
こんまりさんのモノを選ぶ基準は、「触ったときにときめきを感じるか」。
「捨てるモノ」にフォーカスするのではなく、大事なのは「残すモノ」。
ときめくモノだけに囲まれた生活こそ理想の生活じゃない?ルルコも大好きなおもちゃに囲まれたい。囲まれてるけど。
ときめかないモノばかりに囲まれている生活なんて嫌だ!ときめかない服を身に着けるのも終わりにしたい。
例えば、自分で買った服なのに、今日の服は誰にも会いたくないな…(そういう時に限って人に偶然会う)と思ったりすることありますよね。
誰にも会えないような、自分がときめきを感じない服って本当は必要ないはずなんです。
ときめくかどうか。心にたずねたときの、その感覚を信じてください。
その感覚を信じて行動すると、本当に信じられないくらい、いろんなことがどんどんつながりはじめ、人生が劇的に変化していきます。
まるで、人生に魔法がかかったかのように。
人生がときめく片付けの魔法(p175)
ときめくモノだけ残すと人生が変わるんだって。
たくさんのモノを抱えて捨てずに持つことは、自分と向き合えていないということ。
この本を読むとめちゃくちゃ断捨離したくなるよ!
やっぱり人それぞれため込むモノが違って悩みもそれぞれなので、こんまりさんとお客さんとのエピソードも面白いし、たくさんの断捨離の経験を重ねたからこその効率的なこんまりメソッドなんだなと感じられます。
実は私もこんまりさんが片付けコンサルタントとしてお客さんの家に行って片づけを手伝うように、引っ越し前の友人の片づけを手伝ったことがあります。
その友人はわたしがこんまりさんにはまっていることを知っていたので「ルルちゃん、こんまりさんしにきて^^」と呼んでくれたんですよね。
一緒に服やモノを見てると、友人にとってときめくものかときめかないものかは不思議とすごくわかりやすかった。
時間はかかりましたが、一緒にすっきり断捨離ができて楽しかったです。
自分の物ではないモノだと、客観的に断捨離することができてまた違った感覚でした。
ときめきを基準にするとほんとにするする断捨離できるよ。読んでみてね。
コートから始めると断捨離しやすいよ。
私がときめきを基準にコートを断捨離した時の記事はこちら。
>>【コートは何着必要?】リアルな断捨離を公開|それほんとに来年着る?
人生がときめく片付けの魔法②|近藤麻理恵
洋書
日本語版
こちらは近藤麻理恵さん(こんまりさん)の「人生がときめく片づけの魔法2」です。
第二弾は英語版を買ってみた。英語好きだから英語の勉強にもなるかなと思って。
英語のタイトルは”An Illustrated Master Class on the Art of Organizing and Tidyng Up”です。
(1は”The Life Changing Magic of Tidying Up”)
まずは第一弾を読んで片づけの祭りをちゃんとして断捨離し終わってから読んでねと最初に書かれてあります。
こんまりさんが片付けコンサルタントをやる中で、お客さんからよくもらった質問の回答や、靴下からセーターの畳み方、細かい収納の仕方などがイラストと一緒に丁寧にまとめられています。
具体的な服の畳み方が載ってるよ。イラストが可愛い。
たとえば「ときめかないけど便利なものは捨てるべきなの?」とか「すごくときめく衣装なんだけど、外では着る機会もないし捨てるべきなの?」とか、こんな場合はどうしたらいい?とわからないことが出てきたときに、辞書のように調べられるような1冊になっています。
ときめくお部屋になったあとの理想のライフスタイルを思い描けるようになるよ。
洋書版の表紙にも書かれていますが、こんまりさんの本はNew York Timesでもベストセラーとして絶賛され、世界的大ベストセラーに輝いています。
2019年にNetflixでこんまりさんの冠番組「KonMariー人生がときめく片づけの魔法ー」がスタートしたときは私もこんまりさんの番組を見るためにNetflixに登録し、何度も何度も見ました。
アメリカを舞台にしていろんな人の片づけを手伝うこんまりさんが見れたね。とても素敵だった。
こんまりさんの存在感そのものにときめいた。
幼い2児の育児や仕事に追われる若い夫婦や、大量のクリスマスの飾りが捨てられない老夫婦、物があふれる四人家族など、悩みも理想も捨てられないモノも全く異なる人たちが出てきます。
映像で見ると、部屋が片付いたあとのみんなのすっきりした表情からこんまりさんのときめきの魔法のすごさがよくわかる。
物に対する思いって普段気付かないけど、根深いものなんだなぁと考えさせられるよ。自分もちゃんと向き合いたい。
Netflix
ときめきを感じるけどけっきょく着ない服は断捨離する
私がときめくから残したトレンチコートはけっきょく着ることがなかったので、捨てる基準をしっかり考えたよ。
>>コートを捨てる5つの基準|捨てられない理由はもったいないだけ?
1週間で8割捨てる技術|筆子
ミニマリスト筆子さんの「1週間で8割捨てる技術」。
筆子さんのことを知ったきっかけは、娘を出産してから生活環境がガラッと変わって、自分の体型もなかなか戻らず本当に何を着たらいいのかわからなくなってしまったとき。
それまで持ってたのはきれいめのブラウスとかパンツ、仕事で着られるオフィスカジュアルな服ばかりだった。
すぐに汚れちゃうからけっきょく一日中パジャマだよね。
これまで着ていたパンツも全く入らなかったし、クローゼットにはたくさん服があるのに、児童館でママ友に会ったり、スーパーに買い物するときに着ていく服がない状態に途方に暮れました。
今の生活、今の自分に合う、必要なものだけ持つようにしたいと思ったときに出会ったのが筆子さんのブログ(筆子ジャーナル)です。
筆子さんは20代後半からずっとミニマルライフに憧れながらも30年間もモノを捨てたり増やしたりしながらやっと理想の生活にたどり着いたミニマリストさん。
この本では筆子さんが捨てたいのに捨てられない理由や、物に対する執着をなぜ持ってしまうのか、捨てらない人の気持ちを客観的に分析してわかりやすく説明してくれます。
筆子さんはブログで読者たちの悩みを聞いて一つ一つ丁寧に回答してくれるのですが、そうしてたくさんの捨てられない人たちの話に耳を傾けてきたからこそ形になった「捨てる技術」を伝授してくださっています。
捨てるのが苦手な人でも少しずつ「捨てる」スキルが身につくような捨て方を教えてくれるよ。
筆子さんの「捨てる技術」において大事なのは、こんまりメソッドのように、捨て方にこだわらず、モノを減らすという目標がクリアできればOK、触ると執着が生まれるからむしろ触らず感情を持たずに捨てること。
自分の持っているものの中で本当に必要なのは2割だけ。残りの8割は必要のないものだったという衝撃的な内容。
場所ごとに片づけたり、1日15分だけ捨てる時間を持つようにしたり、こんまりさんのこんまりメソッドとは対照的なのがまた面白いです。
小さな「捨てる」を積み重ねて経験値を積むことで、自分に何が必要かが見えてくる。
いろんな断捨離の本を読んだり、断捨離の方法を試したけど、どうしても片づけられないという人に読んでほしい本です。
筆子さんのブログでユニクロ依存から抜けられました。
ユニクロのアイテムを毎月必ず買っていらない服を増やし続けていた私ですが、ついに買わなくなりました。
>>ユニクロ依存症|ユニクロ好きの私が買いすぎをやめることができた理由
それって、必要?いらないものにしばられずに、1週間で人生を変える30の方法|筆子
ミニマリスト筆子さんの2冊目の断捨離本、「それって、必要?いらないものにしばられずに、1週間で人生を変える30の方法」では、モノの断捨離だけではなく、自分でも気づかない自分をとりまくいらないモノの断捨離に迫ります。
- 自分で自分を縛る生活習慣や家事
- 時間やお金の使い方
- 人間関係や人生
例えば、今日はどの家事をしようかと迷う時間や家事の頑張りすぎ。
そしてキラキラのライフスタイルを送るスーパー主婦のキラキラライフスタイルを再現を試みようと無理してしまうこと。
スーパー主婦とは、分刻みのスケジュールでてきぱき動き、家事も仕事も育児も完ぺきにこなし、趣味や社交もたしなみ、幸せいっぱいでキラキラしたライフスタイルを送っている(ように見える)主婦のことです。
こうした家事が大得意な主婦と自分を比べてあせっているのならその思考をいますぐ捨ててください。なぜならスーパー主婦はもともと家事が大好きな人たちなので、そうそう誰もがなれるものではないのです。
それって、必要?いらないものにしばられずに、1週間で人生を変える30の方法(p70)
「こういう人は特殊事例です」とばさっと切ってくれる筆子さんが私は大好きです。
自分は自分、スーパーな人たちはスーパーな人たち。スーパー主婦のキラキラの目眩ましにあわないようにしましょう。
それって、必要?いらないものにしばられずに、1週間で人生を変える30の方法(p70)
この本には付箋を付けて蛍光ペンで線をいっぱい引きたくなる名台詞がてんこもりです。
気付けば自分で自分を忙しくしたり、自分で自分を苦しめている習慣や考え方ってたくさんあるんですよね。
ストレス発散のために買い物してしまうことってありませんか?
心に何かしらの負荷がかかってしまってるよ。その負荷をかけているのは自分かもしれない。自分を追い詰める前にちゃんと自分と向き合ってみない?
私はユニクロが大好きでユニクロのアイテムをチェックせずにはいられないくらい依存していたし必要以上に服も買ってしまっていたのですが、その依存を断ち切ってくれたのも筆子さんのブログです。
筆子さんの言葉や文章はすごく影響力がある。ぐさっとくるよ。
筆子さんの影響で服を買わないチャレンジ始めました。
短い期間でも「買わない」って決めると、本当に必要な服ってどんな服かがやっとわかるようになりました。
>>【服を買わないチャレンジ】ファッション断食の効果は?試す価値あり
服を減らせば、おしゃれになる|おふみ
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おふみさんの「服を減らせば、おしゃれになる」では、おふみさんの10個の定番ワードローブや靴やバッグ、そして大好きな服だけが残るワードローブ作りのコツがおふみさん自身の書かれた素敵なイラストと一緒にわかりやすくまとめられています。
私、ミニマリストさんのワードローブを見るのが大好きなんです。
なぜならすべてのアイテムが厳選されたモノたちだから。キラキラ輝いてる!!
おふみさんの本は私に理想のワードローブを思い描かせてくれます。
実際私は300着ほどあった服を100着ほどに減らしましたが、正直ミニマリストには程遠いです…。
でも新しいモノを買うときはおふみさんのような基準で厳選して選んでいきたい。
自分にとって必要なもの、似合うもの、ときめくものだけ持つようにしたい。
そのためには自分のなりたいスタイルをイメージすることってすごく大事なんですよね。
大好きな服だけが残るワードローブを作るコツ
- 自分のスタイルを確立させる
- 上品でありながらゆるっとしたスタイル
- 少数精鋭を着倒しつつ流行も取り入れてアップデートさせる
- 骨格診断やカラー診断で自分に似合うモノを身に着ける
- 着なくなった服を分析する
シンプルで上品、自分らしいおしゃれを確立していきたいよね!!
おふみさんのバッグを意識して私が購入したショルダーバッグ
A.P.C.のバッグは私には大きかったので、ちょうど良いバッグを見つけました!
>>Mimi ショルダーバッグ|ミニマル&大人可愛いレザーバッグをレビュー
失敗しながらでもOK!「捨てる」スキルは着実に上がっていく
本を読んでみると分かるのですが、今だからこそ片付けのプロのこんまりさんも、ミニマリストの筆子さんもおふみさんも昔はものをたくさん持っていたんですよね。
たくさんの試行錯誤を重ねて、失敗もしながら今の状態にたどり着いたんだよ。
自分自身がたくさん悩んで、「捨てる」経験値を積み、「捨てる」スキルを磨き上げてきたからこそ、他の人の片付けや断捨離のお手伝いやアドバイスができるんです。
だから失敗しながらでも大丈夫!まだまだ断捨離初心者なんだから。まだまだ先は長いよ!
かく言う私も、こんまりさんの片付けの祭りもしました、筆子さんの本やブログを見ながら断捨離も進めました、おふみさんのワードローブを見て理想のワードローブのイメージもできました。でも部屋は散らかっています。
3歳の娘もいますしね、日々の片づけは不要なごみを捨てるだけで精一杯です…。
気付いたらおもちゃで溢れてる部屋…。ずっと片づけしてる気がするんだけど。
とは言え、着実に自分の持ち物は減っているし、断捨離するときはなぜいらないのかちゃんと考えながら断捨離するし、新しいモノを買うときはずっと大切に使えるものを厳選するようになりました。
少しでも何か変化はしているはず。
本を読んで意識が少し変わるだけでも大きな変化です。
自分なりの断捨離を楽しんで、少しずつ理想の自分の生活に近づけるといいですね。
どんな自分になりたい?どんな生活がしたい?考えてみてね。読んでくれてありがとう!
長く大切に使えるミニマルなアイテム♡
>>女性ゆるミニマリストの愛用品|長く大切に使えるミニマルなアイテム
断捨離のためにメルカリを始めたら私ははまりすぎてしまいました
>>メルカリ依存症|やめたいのにやめられない?!はまりすぎた女の分析
今はファッションレンタルでおしゃれを楽しんでいます
>>エアークローゼット|30代低身長ママに実際に届いた服とコーデ紹介
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