シナモンは何歳から食べられる？大量摂取はアレルギーに注意！離乳食にはおすすめしない理由も

クスノキ科常緑樹の樹皮を乾燥させてできるスパイス、シナモン。シナモンの独特な香りや食感、甘さが好きな人は多いですよね。

私もトーストにバターを塗ってシナモンシュガーを振りかけて食べるのが大好きです。

でも、子どもはシナモンを何歳から食べられるのかな？と気になったので調べてみました。

シナモンは食品表示基準で定められているアレルギー特定原材料や特定原材料に準ずるものには含まれてはいません。ただまれにアレルギーやアナフィラキシー症状も懸念されることと、離乳食期にはまだ刺激の強いものは早いことに注意すると、早くても離乳食が完了した1歳～1歳半頃に少量から試してみるのが安心です。

離乳食には向いていない理由やタイミングについてくわしくまとめますので少しでも参考になれば嬉しいです。

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シナモンは何歳から食べられる？離乳食が完了する1歳～1歳半頃に少量からあげるのが安心

シナモンは何歳から食べられるのか調べてみたのでまとめます。

何歳からOKという決まりはないので、さまざまですが1歳～1歳半頃から少量ずつから食べさせてみるのが安心だと思いました。

くわしく説明していきますね。

早くても7～8ヵ月頃から？離乳食の本には載っていなかった

手持ちの離乳食をまず調べてみましたが、全312点のレシピの中にはシナモンを使ったレシピは1つもありませんでした。

ただ、はちみつのように食べてはいけないものリストにも入っていなかったので、大人ご飯からの取り分けができる7～8ヵ月頃に少量入っているくらいなら問題ないかもしれません。

でもシナモンを使った料理と言えばアップルパイなどデザート系が多いですし、わざわざご飯にシナモンを使って料理して、離乳食としてあげる必要はないかなと思いました。

離乳食が完了する1歳～1歳半頃に少量からあげるのが安心

1歳～1歳半はほとんどの食材が使えるようになる離乳食の最終ステップの時期です。1歳～1歳半頃に、やっと少しずつ香辛料や添加物の少ない市販のソースやつゆ類が使えるようになります。

ただし、刺激の強いものや味の濃いものはまだ食べられないので、1歳～1歳半の子どもにシナモンをあげるとしてもまずは少量だけ試してみるのが◎です。

我が家は4歳でシナモンデビュー！苦手みたいでした

娘の場合は4歳で初めてシナモンデビューしています。

4歳で初めてディズニーランドに行ったときに買ったチュロスにシナモンが入っていました。甘くておいしいから気に入ってくれると思ったのに、シナモンの味が気に入らなかったのか全然食べてくれませんでした。

シナモンの安全性は？大量摂取でアレルギー反応も

シナモンはアレルギー特定原材料や特定原材料に準ずるものには含まれてはいませんが、アレルギーが起こらないとも限りません。

またシナモンは香辛料として食べ物に使用される通常量であれば摂取しても安全ですが、大量摂取すると副作用として胃腸障害やアレルギー反応が見られる場合があります。

通常の食事でスパイスや菓子として食べる量では心配ありません。

ただし、通常の食品よりも成分を濃縮しているサプリメントなどの健康食品では、過剰摂取に注意が必要です。商品に表示されている摂取目安量を守りましょう。

シナモンの取りすぎは健康によくないのですか？【食品安全FAQ】

シナモンサプリメントは、香辛料または香味料として食物に使用される通常量であれば、摂取しても安全であると考えられます。大量かつ長期間の摂取は、副作用と関連してくる場合があります。最も多くみられる副作用は胃腸障害またはアレルギー反応です。

厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』

妊娠中または授乳中にカッシア・シナモンを使用しても安全かどうかは、ほとんどわかっていません。食物に使用される通常量よりも大量のセイロン・シナモンを妊娠中に摂取した場合、安全ではない可能性あります。食物に使用される通常量よりも大量のセイロン・シナモンを授乳中に摂取した場合の安全性については、ほとんどわかっていません。

厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』

子どもはまだ体が小さく胃腸も発達していないので、大人の通常量が大量摂取になってしまうこともあります。

シナモンは何歳から食べられる？まとめ｜離乳食が完了する1歳～1歳半頃に少量からあげるのが安心

シナモンは何歳から食べられるかについてまとめました。

早くても1歳～1歳半頃から、少しずつ試してアレルギーがないか様子を見てみましょう。