すずめの戸締まりの感想【ネタバレあり】伏線の回収が美しすぎた&余韻がすごい

すずめの戸締まりの感想【ネタバレあり】伏線の回収が美しすぎた&余韻がすごい
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2022年11月11日に公開した新海誠監督の映画『すずめの戸締まり』を見てきました!

音も映像も最初から最後までド迫力。後半の伏線の回収があまりにも美しくすっきりする反面、悲しい気持ちもこみ上げてきて涙が止まりませんでした。映画館で見て本当に良かったと思える映画でした。

終わったあとも余韻がすごくてしばらく映画館から立ち去りたくないというか、すぐさまもう一度見たくなりました。

でもここはどうなの?と気になる点もあったので、この記事では映画の感想をネタバレありで思いのまま綴っていきます!

映画をまだ見ていない人は先に映画を見ることをおすすめします。

Contents(タップできる目次)

『すずめの戸締まり』を見た感想|伏線回収が始まる後半は涙がとまらなかった

『すずめの戸締り』は公開前からとても楽しみにしていました!絶対映画館で見たい!と思っていたのですぐ見に行ってきました。

私が一個人として思った正直な感想になります。(間違っている点や自己解釈的な部分も多々あるかと思いますが、ご寛容いただけると嬉しいです。)

前作と冒頭12分映像はもちろんチェック済み!

新海誠監督作『君の名は。』と『天気の子』がAmazonプライムやU-NEXTなどで一挙公開されましたね!『君の名は。』はもう何度も何度も見たけど『天気の子』は見たことがなかったので事前にちゃんと見ました!

『すずめの戸締り』の冒頭12分映像もしっかり見てどきどきしながら映画館へ行きました。Youtubeで見られる予告やPVも何度見ても飽きないです。

新海誠監督の集大成であり最高傑作とも言われるだけあって、外側からの盛り上げる力もすごいなぁとひしひしと感じつつ確実に期待は一層高まっていました。

映画が始まると、すでに見た冒頭映像と同じ映像が流れましたがやっぱり映画館で見る迫力は全然違いますね。

では前置きが長くなりましたが映画の感想をお伝えしていきます!

すずめの瞬発力、行動力がすごい

まず感じたのがすずめの瞬発力、行動力のすごさ。

学校に行くところだったのに道端で出会ったイケメンの草太さんが気になって自分も廃墟に向かってしまう。扉を見つけて水に覆われているのにお構いなしに足を水に浸してずんずん進む。そして扉も開いて要石も引っこ抜いちゃう。

学校に戻ったかと思えば、どす黒い紫色の何か得体のしれないものが自分だけに見えてしまってそのまままた山に向かう。その山けっこう遠くない?!と動揺しつつもすずめの行動力のすごさにずっと圧倒されていました。

神戸の遊園地の廃墟で観覧車が動き出した時も、扉を押さえながら飛び乗ったり。東京でもミミズに飛び乗ったり。

すずめはきっと「なんとかしなきゃ」「ここにいる人を守らなきゃ」「草太さんを助けなきゃ」と思う気持ちだけで動いてるんですよね。それが自分にできることなのか、失敗したらどうなるかなんてことを考える前に体が動いてる。

考えるよりも先に体が動く。できるかどうかは関係ない。ブレーキが一切かかっていないからこそ周りが思う以上のことをやりこなしちゃうんだなぁと思いました。

あとスマホ1つでダイジンを九州から愛媛、神戸、東京と大移動していくのってすごくないですか?!さすが今の若い子……と関心もしますが。SNSで場所を追っていく、スマホ上のMapで確認するというのが現代っぽいですよね。

ルル

すずめまじすごい。

すずめの無鉄砲さ、命の投げ出し方がすごい

すずめは周りの人間に対しては全力で守りたいと行動するのに、自分の命に対してはあまりにもないがしろなんですよね。死を恐れていないからこその全力の無鉄砲さ。見ていて本当にひやひやします。

そう、生きるか死ぬかは運次第で今自分が生きているのが奇跡だからいつ死んだっておかしくないし怖くない。それはたしかにそうなんですよね。

でも草太さんとダイジンを追いかけるうちに「草太さんのいない世界は怖い」に変わったんですよね。生きることに執着していなかったすずめだけど、大切な人がいなくなる怖さを思い出すとともに物語の最後では自分が生きることの大切さにも気付いたのかな。

すずめの命の投げ出し方は見ていて辛くなるところがありました。

出会う人たちがみんな良い人すぎる

愛媛で出会った同い年の千果とすぐにすごい仲良くなって夜は千果の民宿に泊めてもらって一緒に宿のお手伝いをしたり。

夜、ちゃんとスマートフォン充電してましたね。電池大丈夫なのかなと思っていたので良かったです。(充電ケーブルはもらったのかな?財布は持ってないよね?とか気にし始めるといろいろ出てきます。笑)

そして愛媛から神戸までヒッチハイクしてくれた神戸のスナックのママ、ルミさん。愛媛から神戸まで車に乗せてもらうってすごいな、、といろいろびっくりしますが。

出会う人たちがみんな良い人たちなんですよね。良い人とは言え、すずめは草太さんが怪我したときに家に上げて手当をしたり、、そんなに他人に対して無防備なのは心配になります。

私も4歳の娘がいる母親なのでどちらかというと叔母のたまきさん目線で物事を考えてしまいがちです。。

ルル

まぁそのへんはファンタジーとして受け入れよう。

ダイジンがこわかった。でも最後は愛おしくてたまらなくなる

ダイジンは登場するたびどきっとしました。最初は可愛いダイジン出てきた♡と喜んでいたのですが、、「すーずめっ」ってダイジンが現れるたびにだんだんダイジンが怖くなってくるですよね。

可愛い⇒怖い⇒愛おしいに変わっていく感情の変化が自分の中で目まぐるしかったです。

ダイジンはすずめと一緒に遊びたかっただけなんですよね。要石っていう自分の役割も重々分かっているけど。でも「おまえはじゃま」と草太さんを椅子の姿に変えてしまってことで、要石の役目を押し付けたことで大好きなすずめに嫌われてしまう。

でも、要石の役割から解き放たれて自由に過ごせた時間。「すずめのこになれなかった」っていう最後の言葉。ダイジンだっていろんなことを感じていたはずなのになとやっぱり悲しくなります。

ルル

けっきょく犠牲者が出るというのは悲しい。

芹澤さんが良いキャラすぎる

草太さんの友人、芹澤さんがとにかく良いキャラ過ぎて。たぶんみんな好きになりましたよね。

ちょっとロックでハードな格好とちょっと乱暴な言動が目立つんですけど、、、めちゃくちゃ良い人っていうギャップ。悪そうに見えて良い人!!そして『君の名は。』の瀧くんを演じた神木隆之介さんの声。すべてが絶妙ではまり役でした。

赤いかっこいいスポーツカーで流す曲のチョイスとかたまきさんに泣きつかれて周りに誤解されながらソフトクリーム落とすところとか。

状況的にはどうしてもシリアスになってしまう『すずめの戸締り』という物語にコミカルな楽しさ、なごみを与えてくれましたね^^

草太の人間性や過去があまり見えない

芹澤さんのキャラはすごくわかりやすかったのとは逆に、草太さんの人間性やバックグラウンドが謎に包まれたままだったんですよね。

椅子に変えられちゃったからかな?ずっとすずめと旅をしていたはずなんですけど。草太さんもすずめと同じように、自分の命をかえりみない印象です。何かすずめと共通する出来事があったのかな。自分のこともあまり話さなさそうですよね。

閉じ師をいつからやっているのかとか閉じ師になるってどれだけ大変なんだろうとか閉じ師やりながら教師って……とか、ペンダントの鍵は一体…?とかあのおじいさんは一体…?とかいろいろ知りたいことが多かったです。

ルル

SNSでも騒がれてたけど声すごい良かった。

たまきさんの苦労を思うと泣ける

すずめが芹澤さんに偶然会ったときに、すずめを追いかけてきたたまきさんにもばったり遭遇。(そんな偶然ある?という戸惑いは置いておいて)

今まですずめを育ててきたたまきさんの大変さや苦労を思うとすごくきゅっとなります。すずめに対してひどいことを言ってしまうのですが、「そんなこと思っていないよ」と言うのではなく、「それだけじゃないんだよ」とすずめに伝えるところ。自分の子どもを育てるのですら大変なのに、お姉さんの子どもを引き取って育てるっていうことがどれだけ大変だったか、想像もできない苦労だったと思います。

すずめも自分がいなければと自分を責めてしまうこともたくさんあって。そんな2人の関係が最後少し良くなったような気がしてほっとしました。

音もミミズも想像以上に怖かった

映画館に入る前に映画内での地震警報や緊急警報音の注意喚起がありました。緊急警報音の音がリアルで何度も鳴り響くのでやっぱり怖かったです。

映画館だからこその怖さもあるので、人によっては映画館では見ない方が良いと思いました。

地震への恐怖って忘れられないし、拭いきれないからこそ恐怖がかきたてられたように感じます。

ミミズっていう得体のしれないものが広がっていく、空が覆いつくされる。ミミズのあの黒々とした感じが見えない恐怖、災害の恐ろしさを本当によく表現してますよね。。

ルル

ミミズ、常世のイメージがすごいわかりやすい。

昔はにぎわっていた場所の残像が切ない

『すずめの戸締り』は要所要所で胸がぎゅっとなるシーンがあって。扉を閉める前に廃墟だった場所がにぎわっていた昔の残像が見えるところは切なかったです。

昔はあんなににぎわっていたのに、忘れられていく場所。扉を閉めるといのはそういった忘れ去られた場所にさよならを伝える意味もあるんですよね。

「それでもできるだけ生き長らえたい」という願いがリアルだった

最後の扉を閉めるときに、草太さんがミミズに願うシーン。死がいつでも隣り合わせにあるのは分かっているけど、それでもできるだけ生き長らえたい、止められるなら止めたい、止めてほしいと願う。というセリフは胸に残りました。

『すずめの戸締まり』では草太さんとすずめがたった2人でミミズから必死に守ってくれたわけだけど、実際は本当に日々祈るしかできないですしね。

扉は閉まって要石は元に戻ったけど、災害は変わらずやってくる。乗り越えてもまだ終わりじゃないし物語もずっと続いていくんですよね。

すずめのお母さんとの思い出も胸が苦しい

物語の後半で、冒頭シーンでさまよっていた幼い頃のすずめの謎がいろいろとけていきます。

謎が解ければ解けるほど胸が苦しくなる、そして見事な伏線の回収劇でした。

私にもちょうど4歳の娘がいるので、今急に自分がいなくなってしまって娘が1人で生きていかないといけなくなったら……と想像しただけで涙が止まらなくなります。映画が終わったあとも「ああ良い映画だった!」という一言ではくくれない、悲しみと前向きな気持ちが混ざったような安心したようないたたまれないような複雑な気持ちになりました。

4歳で絵日記は書けないかな……と「ん?」と思うこともあったりしたのですが、すべては物語の流れていく上でそうではなくてはならない不可欠な出来事でした。2時間という短い時間の中であれだけの出来事をぎゅっと濃縮してきれいに完結させるってすごいなぁとあらためて感じます。

ルル

すべてを通して美しい映画だった。映像がリアルだからリアルを求めたくなるけどシリアスかつコミカルなファンタジー。

エンディングも良かった

エンディングも良かったです^^

すずめが草太さんに初めて出会ったときのシーンと重なるところが素敵でした!

草太さんはミステリアスな部分もありましたが、すずめとのやりとりは可愛らしくてきゅんとしてました^^(新幹線の中のやりとりとか)

2人で協力して閉じ師になっていそうですよね。

伏線の回収はすばらしかったけど何度も見たくなる映画でした

最後の最後の伏線の回収はすばらしくてすっきりはするのですが、「ちょっともう一回見たい!」となってしまうというか映画を見終わってから余計にはまってしまう映画でした。

災いが出てくる後ろ戸、後ろ戸を封じる要石、あの世とつながる常世。世界観がすごすぎて一度見るだけでは追いつけなかったというのもあって。もっともっと理解したくなるので地上波公開したらまた何度も見たいです。

帰ってから冒頭12分映像やPVなども何度も見て浸っているのですが、物語のいろんな気になる点が出てきて沼にはまってしまいました。

入場者プレゼントでもらえた『新海誠本』。新海誠監督自らが語る企画書、思いがびっしり綴られていました。物語の奥深さにはっとさせられる貴重な冊子でした!企画原案って初めて見ましたがクールすぎてしびれますね。こんな風に映画って作られるのか……と一部を見せてもらえた感じで嬉しくなりました。

小説も買っちゃいました!!!新海誠監督自ら書いていることにびっくりしました…!本も読んでさらに余韻に浸ろうと思います^^

『すずめの戸締まり』を見た感想【ネタバレあり】まとめ

新海誠監督の『すずめの戸締り』を見た感想を紹介しました。

映画館に行くって最近ではなかなかなかったのですが、映画館で映画を見ることの楽しさを思い出させてくれたというか、映画館で見て良かった!と思える映画でした。

AmazonプライムでもU-Nextでも『君の名は。』や『天気の子』の過去作が何度でも見られるので、しばらくは新海誠監督の作品にどっぷり浸ろうと思います^^

最後までお読みいただきありがとうございました。

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