検索順位を上げるためには記事の順位を把握して、優先順位をつけて効率的にリライトすることが必須です。
本記事では、検索順位を把握するのに役立つGRCの基本的な使い方とGRCの活用方法について解説します。
順位をチェックするだけではもったいないし、やみくもにリライトしても効果は出ません。
GRCが気になっている人や効率的にリライトしたい人は参考にしてみてくださいね。
検索順位チェックツールGRCとは

検索順位チェックツールGRCとは、ボタン一つですべての検索キーワードの順位を知ることができるツールです。
Googleの検索窓でキーワードを入れて自分の記事が何位なのか調べることはできますよね。でも順位は毎日変動するし自力で調べるのは大変。
記事数が増えてくると調べるだけでかなり時間かかりますよね。。
ボタン一つで全部チェックしてくれるのがGRC。

こんなふうにGoogle、Yahoo!、Bingの3つの検索サイトでの順位表示がわかります。
過去からの順位の変化がグラフ化されて一目でわかります。
順位が何位上がったのか下がったのかも一目瞭然。
チェック方法はボタンを押すだけ。自動で決まった時間にチェックしてくれるように設定することもできます。
無料のお試し版だと10個のキーワードのみ順位表示が可能です^^
GRCを使ってみて良かったこと

GRCを使ってみて良かったことを2つ紹介します。
- 順位の変化がグラフ化されて一目瞭然
- とにかくシンプルで使いやすい
①順位の変化がグラフ化されて一目瞭然
GRCでは、日々の順位の変化がグラフ化されて履歴として残っていくので変化が一目瞭然です。
使ってみて気付いたのは、思った以上に毎日検索順位が変動すること。
「えっこれせっかく上位表示だったのに?!」とびっくりすることが多々ありました。
新記事が初動で上位をとれた!と思ったら圏外に飛んでしまったり。変動の要因はグーグルアップデートやグーグルハネムーンが絡んでくることもあり、解明するのは難しいです。
大事な記事の順位の変化は常に追っておきたいですよね。
新規公開されたコンテンツが一時的に検索順位上位に表示され、一定期間そのコンテンツが優良かどうか判断される。
「Googleハネムーン」とは主に新規ドメインサイトが検索結果上で一時的に優遇され、本来の評価よりも高い順位に表示される現象のことを指します。その後順位の下落に伴う、自然検索流入の減少が発生するのが一般的です。新規サイトの全てが選ばれるわけではなく、どのサイトが対象になるのかは分かりません。
Googleハネムーンとは

こまめにチェックすることは大事!ブログはメンテナンスが必要だよ。
②とにかくシンプルで使いやすい
もう一つびっくりしたのは操作が簡単なこと。
使いやすい、わかりやすい。
本当に、キーワードを登録して、更新するだけ。
あまり説明書を解読したりせずにすぐに使えるようになりました。料金やインストール方法、使い方を説明していきます。
GRCの基本的な使い方を画像付きで解説


まずはGRCの導入方法と基本的な使い方を説明します。
プランを決めたらGRCをインストールしてキーワードを登録していきましょう。
※ライセンス購入しなければ無料で使えます。
GRC公式HPからツールをダウンロードします。


PCにダウンロードされた”GRCsetup.exe”のファイルをクリックします。
「標準インストール(推奨)」を選んで2回クリックするだけでインストールが完了します。
デスクトップ、もしくはスタートメニューにGRCのアイコンが表示されるようになります。
インストールが出来たら、サイトと検索語を登録していきましょう。
まずは「編集」ー「項目新規追加」を選んでください。


あとは「サイト名」「URL」「検索語」を登録するだけです。


サイトと検索語を登録すると、下のように反映されます。


紫の「GRC」のボタンを押すと、検索順位が出てきます。
追加する場合は、「編集」-「項目複製追加」を選んでどんどん検索語を追加してください。
「編集」-「項目メモ/閲覧」でメモをつけたりもできるので、リライトした場合は日付を入れたりして活用できます。
有料プランを申し込むには、「ライセンス購入」をする必要があります。
無料で試してみて、検索語を増やして利用した場合は次の手順で申し込んで下さいね。


ソフト選択、プラン選択、個数選択、お客様情報を入力して、申し込み手続きが完了すると、メールが送られてきます。送られてきた番号でライセンス登録すると完了です。
④までは無料で試す人も同じ手順です。試して良かったらライセンス購入に進む、でOKです^^
私は無料で試してすぐにライセンス購入しました。無料の10個だと少ないし、もっと使いたくなっちゃいます…!
GRCの活用方法|効率的にリライトするポイント


GRCの有効な活用方法についてポイントをまとめます。
- やみくもにリライトしない
- リライトする記事の優先順位をつける
- サーチコンソールも活用する
- ブログをリライトするときに気を付けるポイント
検索順位チェックツールGRCを導入して、検索順位が確認できて安心して終わってしまっていては改善できません。
大事なのはGRCを使ってリライトする優先順位をつける!効率的にリライトしていくこと。
では具体的なポイントを見ていきます。
①やみくもにリライトしない


ただやみくもに記事をリライトしても、効果は出にくいし大変です。
やり始めるとキリがないし沼にはまってしまって新しい記事も書けなくなってしまいます。
ブログを始めたばかりだと、じゃぁ優先順位ってどうやってつけたらいいの?何位の記事からリライトすればいいの?となりますよね(私はなりました)。
私もブログを始めて3ヵ月くらいしてから記事を見直しました。
最初は吹き出しやボックスなども使わず、見出しもぐちゃぐちゃで一記事修正するのに、新しい記事を書いたほうが早いくらい時間がかかりました。
それだけ一生懸命リライトしても、効果のない記事に時間をかけたくないですよね。
②リライトする記事の優先順位をつける
リライトするのは検索上位の記事が最優先です。
下のグラフは、Internet Market Ninjasというアメリカの企業が調査したGoogle検索における順位別のクリック率を参照したグラフです。


1位と2位で倍ほど違いますよね。逆に8位~10位はほぼ変わりません。
また、検索上位10位までで全体のクリック率の60%を占めています。
10位が9位になってもそんなにクリック率は上がりません。
2位が1位になればクリック率は倍になります。
ただし、リライトする前に必ず上位記事を確認してみてください。
もし、SEOに強い企業の記事など勝てそうにない記事であれば諦めましょう。



負け戦はつらいよ。ちゃんと相手を見よう。
③GRCだけではなくサーチコンソールも活用する
GRCだけではなく、サーチコンソールも併用してリライトすることが肝です。
検索順位の他に気を付けておくべきはキーワードのボリュームです。
キーワードのボリュームが少なければリライトで上位を狙っても、そもそも検索数が少ないのでそんなに効果がないからです。
キーワードのボリュームは私はウーバーサジェストで確認しています。
ただ、狙っているキーワードと検索されているキーワードにずれがある場合があるのでサーチコンソールも活用しています。
サチコの活用方法は必須なので使い方を簡単に解説します。


- データのエクスポート
- 記事ごとのクエリを確認
データをエクスポートすると、
- 検索キーワード
- クリック数
- 表示回数
- CTR
- 掲載順位
がわかります。
「表示回数」が多い=キーワードのボリュームが大きいので伸びしろがあります。
私はGRCを導入する前はこの表示回数に着目してリライトしていました。
また検索パフォーマンスの過去3か月間の記録でクリック回数の高い記事と表示回数を見て、リライトする記事を絞っていました。
サーチコンソールで実際検索されているキーワードを確認しておくことも大事です。
例えばタイトルに入れているキーワードよりも文章内の同じような言葉がキーワードに上がってきていたら?そのキーワードのほうがボリュームが大きかったら?
タイトルにそのキーワードを入れたほうがアクセスが上がる可能性がありますよね^^狙ったキーワードで検索されているのかどうか確認することも大事。
記事ごとのクエリも確認することができるので、リライトする際は、クエリに上がったキーワードを記事の見出しに入れたりするとひっかかりやすくなります。



GRCとサチコを組み合わせたらリライトしやすいね!
③ブログをリライトするときに気を付けるポイント


最後にブログをリライトするときに気を付けるべきポイントをざっとまとめておきます。
- GRCで順位チェック
- サーチコンソールでクエリチェック
- 検索ボリュームチェック
- キーワードと記事内容にずれがないか
- タイトルと内容はマッチしているか
- 見出しに足りない項目はないか
- リード文で記事の要旨が伝えられているか
- 文章の装飾
- 内部リンク
- YMYL系の記事はとくに根拠となるデータを載せられているか
- キーワードずらし(複数のキーワードを盛り込む)
- ディスクリプションの入力
- 上位記事の確認
検索順位によってリライトするべきポイントは少し変わってきます。
例えば、51位以下の記事はあまりクリックされる可能性がありません。
タイトルと内容がマッチしていない、キーワードと全くずれている可能性があるので大幅に記事を見直すか、削除する必要があります。
21位~50位であればそこそこ読まれる可能性のある記事です。
リード文の見直しや、装飾を入れて文章を読みやすくするだけで順位が上がる場合があります。
逆にリライトで順位が落ちる可能性もあるので上位記事のリライトは慎重に。
リライトの効果がどうだったのかはGRCで確認するようにしましょう。(リライトが反映されるのには時間がかかりますが)
Googleは網羅性の高い記事を上位表示する傾向があるので、上位記事と比べて足りない見出しがあれば追記するのが効果的です。(とはいえ網羅性の重要性については定かではありません)
見出しを抽出してくれる便利な無料のツールがあるのでこちらも活用してみてくださいね。
見出し抽出ツール(無料)
GRC導入&GRCを活用したリライトの成果


上のグラフはサーチコンソールで見た私の検索パフォーマンスの推移です。
5月にGoogleハネムーンなのかアップデートの影響なのか検索評価ががたおちして落ち込みました。
そこからコツコツリライトを重ね、6月からはGRCを導入しました。
少しずつですが、検索順位が上がってきました。



上がった!と思ったら圏外にとんだり戸惑うけどね。
2位の記事に力を入れて1位になったとき、アクセス数の伸びは確かにすごかったです。
ただ、記事の内容は何も変わらないのに、また元の1位の記事に負けてしまいました。上位記事からリライトするべきとは言え、上位記事を抜くのは難しいしリスクも伴います。
ブログは記事を書いたら終わりではないし、リライトを一回したら終わりというわけでもありません。
何度もリライトを重ねて、試行錯誤を重ねて、サイトの質を高めていくことが大切になってきます。
ブログ歴が長くなって感覚がつかめるとグーグルサーチコンソールだけでもリライトの優先順位を判断できますが、まだどの記事をリライトしたらいいかわからないという場合はGRCが近道になります^^
GRCの料金


GRCの料金は5つのプランがあります。
私は記事数も43記事とまだ少ないのでベーシックにしました。キーワード500個はまだまだ余裕あります!
年払いと月払いがありますが、年払いの方が2ヶ月分お得です。
1年間の買い切りで、自動更新されないのも安心です。
無料版はキーワード10個まで使えるので気になったらとりあえず無料で試してみてくださいね。
GRCの使い方&活用方法まとめ


- 検索流入を増やすには検索順位を上げる
- 検索順位を上げるにはGRCが必要不可欠
- 優先順位をたててリライトすることが大事
- 検索順位の高いものからリライトする
- サチコも活用してKWボリュームを確認
リライトは大変な作業ですが、正しくリライトできればきっと効果は出てきます。
GRCを導入して、効率的にリライトできるといいですね。何度もリライトをするとコツもつかめてきます。
まずは無料版を試してみてくださいね。
では、最後までお読みいただきありがとうございました!
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